東京/色の展覧会に向けて★多様な個性の紹介(小3女子)
ブログにお越しいただきありがとうございます。
こども色彩知育教室 船堀一之江クラスのうしおだしほです。
色が好き。
そう思って、ママが連れてきてくれました。
とっても大人しく、声を聞くことがありませんでした。
いつも、ママが代わりにお話してくれます。
彼女の声を聞くことは、何ヶ月もなかったのです。
教室では、こどもたちに発言してもらう時間が沢山あります。
でも、彼女は、声を出しません。
発表もできなくて、席から立つことさえできなかったのです。
それが、何ヶ月目だったでしょうか?
ゴッホの名画のレッスンをしたとき、
自分から、手を挙げ、自分から席を立ち、
自分の言葉で伝えてくれました。
泣くでしょ。
私。
絶対忘れられない!って思うレッスン
その作品がこちら
彼女が加わってから、
教室の製作時間が一気に長くなりました。
丁寧に、丁寧に、細やかに、製作に打ち込む姿
本当に好きなんだな。
そう思います。
どんなに周囲がざわついても、
淡々とマイペースに自分の作品を仕上げていく姿。
彼女の拘りはどの作品にもあります。
赤・青・黄色・白・黒・茶
どんな色の目玉焼きがおいしそうに見える?
周囲が
創造力豊かな色の組み合わせの目玉焼きをつくる中で、
彼女は、本当にあるだろう目玉焼きを表現
半熟の目玉焼き まっくろこげの目玉焼き
そのイメージのセンスの良さに、いつも驚きます。
彼女が、はじめて、
鼻歌を歌いながら、製作していた作品
通い始めの頃、
声をだすことをしなかった彼女が、
今、歌を歌いながら、製作をしている!!!
わたしは、気づかれないように、
ひとり静かに、涙です。
そうして、できあがった作品は、
本当にすべてに、拘りがあるのです。
それが、本当に素敵で。
美しくて。
彼女の清らかさが全てに出ています。
この作品をみるとね、
あー彼女は、大丈夫って妙に安心するのです。
そんな彼女の作品も、展示しています。
ぜひ、ご覧ください。
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